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世界遺産に登録された「三池炭鉱跡地」の数々。その中で最も「炭鉱の危険さ*」が分かる施設。それが「三川坑跡」(*個人的感想です)
前回「三池港展望所」で「三池炭鉱」の歴史、重要度、そして「団琢磨」の偉業について知りました。
そして観光案内人の方に、「興味を持たれたら是非三川抗にも行かれてみてください。」と言われたので、行ってみました。
というわけで本日は、「三川坑跡」の雰囲気とかを紹介します。
福岡市近辺の「何気ないけどちょっとワクワクするスポット」を紹介する、超絶ニッチなローカルメディア。
フォトギャラリーで知ってる場所が出てくるかも..?
運営者:@ぱっかん
散歩が趣味で、年間200回程度の散歩をこなす暇な人。
90年生まれ。
「三池港展望所」から車で5分くらいの距離にある。
実際に鉱員を採掘場まで運んでいたトロッコ等も残っており、「炭鉱がいかに命がけだったか」がヒシヒシと伝わってくる、そんな見応えのある場所です。
実は世界遺産には登録されていません。(建築年数が100年満たない為)
名前 | 三川坑跡 |
---|---|
場所 | 〒836-0062 福岡県大牟田市西港町2丁目 |
入場可能時間 | 10時00分~17時00分(土日のみっぽいです) |
上記の門の奥に駐車場があります。(※門の前にも駐車場がありますがそちらは別会社の駐車場です。間違えないように)
なんかちょっと若者向けに背伸びしてる気がします。
駐車場から降りたら、案内人の方が上記建物内から出てきて声をかけてくれました。
「案内を行っておりますが、必要です?」的な事を聞かれたので、「トンネルの奥の方まで行きたいんですが、案内人の同行が必須ならお願いします」と言い、どうやら必須っぽかった感じで、70歳くらいの男性の方が出てこられました。
その方が今回の案内人です。
施設稼働当時に鉱員として働かれていたとのことで、案内を受けながら「どのような事故が起きたか」などの生々しい話を思う存分聞けました。
上記車両は実際に稼働していたものと同じモデルですが、実物では無いそうです。
そしていよいよ「三川抗」の内部へ入ります。
短い階段を降りるとすぐにマネキンが迎えてくれます。
ちょっとホラー感が漂ってますね。怖い。
通路は天井が少し低く、頭を少し下げながら進みます。
セメントや鉄骨がキレイなのは、観光用にしっかりと作り込まれたからだそう。
案内人の方が「元々はもっと広かったけど、お役所が無駄に強固に作り過ぎた。そのせいで狭くなった」と軽く愚痴を吐いてたのが印象的でした。
狭い通路を抜けると、移送用トロッコに搭乗するエリアに出ます。
セメントで埋められていますが、元々はこの先に炭鉱への道(線路)がありました。
「命がけで働いていた」というヒストリーを思い出すと、少し背筋がヒヤっとします。
50年近く前ですが、当時から既に磁気カード?による鉱員管理は行われていたとのこと。
現代のサラリーマンと通ずる部分は多いのかもしれません。
上記計器類のように、ビンテージ感漂う廃墟の雰囲気を思う存分楽しめます。
三川抗探索の様子はまだ続きます。現在「後編」を執筆中ですので、もうしばらくお待ちください。。。
追記:後半書きました。後半はこちら
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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