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僕の周りに「散歩が好き」という人はまぁいません。
恐らく大多数の人が「散歩は特に好きじゃない(けど嫌いでもない)」という感覚だと思います。
実際僕も「趣味が散歩ってどゆこと」と引いてる部分もあります。
しかしながら僕は散歩が鬼のように好きなので、「散歩の何がそんなに楽しいのか」をつらつらと書いていきます。
目次
いきなり意味不明な見出しで申し訳ないですが、外にある寂れた“何か”に対して無駄な事を考えるのが好きなんです。
例えば「誰も通らないであろうほっそい道」があったとします。
そこで僕はこう考えます。
「今まで何人の人がここを通ったのだろう」
「過去に、“誰か”が今の僕と近い年齢の時、ここを、僕と同じように意識しながら通ったことはあったのだろうか」
「この地面の上で、まだ誰も足跡を付けてないところはあるだろうか。もしそれを可視化できたら僕がその空白部分を今日全て踏んでやりたい」
凄く言語化が難しい考えですが、たぶん分かりやすく言えば「そのオブジェクトの歴史」を妄想するのが好きなんです。
「この道路が出来たのは12年前で、1日平均4人が通ったとして・・・」と無駄に推理し答えに近づく。
「この道路を今まで何人が通ったか」というデータは「神様しか知りえない情報」なので答えは永遠に不明ですが、このように自分が「観測者」になることで、そのオブジェクトに意味が持たらされるような気がします。
雑記ブログで書いた記事:
https://pakkan-blog.com/observer
※関連記事は最後にまとめて紹介します
新しい地区を散策するのも最高に楽しいですが、たぶん散歩好きな人は自宅近辺をボンヤリと歩く事が多いと思います。
僕も基本的にはそうです。
そして繰り返し同じ場所を散歩していると、何かしら新しい発見があったりします。
それは季節の変わり目に発生する自然的な事象かもしれないし、「広告が張り替えられた」というような人工的なものかもしれません。
そしてそういうどうでもいい発見が、人間に備わっている「好奇心」をくすぐります。
「その発見が何かに役立つことがあるの?」
と疑問を抱くような方はたぶん散歩に向いてません。
ですが自分の中で楽しいと思えるならば、それが社会的に見て無益でも自分にとって有益なこと。
散歩はしょせんローコストの娯楽です。
楽しんだもん勝ち。
10分20分程度の散歩ではそう疲れたりしませんが、僕はたまに2~4時間歩き続けることがあります。
僕はこれを「エクストリーム散歩」と呼んでいます。
(もちろん)最初から「エクストリーム散歩しよ。」と意気込んで行くわけでは無く、途中で「なんかエンジンがかかってきたな」という具合にエクストリーム化します。
そしてエクストリーム散歩の道中で「うわぁ。もう帰りたいのにまたこれと同じ距離を歩くのか。だっる。」とむしろ後悔するくらいやる気が無くなる事もあります。
そんな中、自販機でドリンクを買い、その辺のベンチに座り込みボサーっとする。
これはもう間違いなく、昼だろうと夜だろうと深夜だろうと至福の時。
ついでに言うと僕は「自販機」も好き。
だから、休憩すると「自販機でドリンクを買える」という嬉しいオプションが付いてくるのも嬉しいですね。
雑記ブログで書いた記事:
https://pakkan-blog.com/vending-machine
※関連記事は最後にまとめて紹介します
僕はいつも映画やブログやゲームのことを考えています。
基本的にはそれら全てをブログに落とし込んで収益化するというイヤらしさが見え隠れしているのですが、そこを意識し過ぎると頭の中がパンクします。
しょっちゅうパンクします。
そしてそんな時は「ボーっと」散歩します。
散歩中も頭の中は「今感じているもの」以外の考え事をしており、たぶんこれは自分で制御できない部分です。
それでもやはり「散歩」という刺激のおかげで、ゴチャゴチャした考えへのリソース配分を抑えることができます。
だから本当は「ボーッと」歩いているわけではなく、結局はいつもの散歩と同じ。
でもそれでゴチャゴチャから解放されます。
散歩に限らずドライブでも当てはまると思いますが、「そういえばこの道通ったこと無いな。試しに通ってみるか」と冒険してみると、大抵の場合「*この道に出てくんねや」と知ってる道に繋がってる場合が多いです。
※「M1グランプリ 2018」で優勝した霜降り明星がこの現象をネタにしていたので、それに合わせてセリフ部分を関西弁にしました。
「この現象が楽し過ぎて散歩が辞められない!」という程ではありませんが、この何とも言えないカタルシスも散歩の魅力だと思います。
なんなら知らない道を歩き続けて、そのまま迷子になってしまうというのも良いですね。
何か新しいドラマが始まるかもしれません。
「歩く」という行為は、「立ちっぱなし」よりも体力を消耗しません。
以前腰を痛めてる人から、「立ち続けるのはキツイけど歩くのは楽」という話も聞きました。
またメンタル的にも、「ぼーっと突っ立ってる」より「移動してる」時の方が人目が気にならずに楽になれます。
待ち合わせの時、気まずさ対策で興味が無いのにスマホを見てる人も多いと思います。
考えてみれば、散歩というのは「外」で唯一「スマホ等を見ずにボーっと出来る瞬間」なのかもしれません。
少なくとも気にしいの僕にとってはそういう考えもあります。
というわけでこれからも散歩を続けていきます。
記事中に登場したリンク:
https://pakkan-blog.com/observer
https://pakkan-blog.com/vending-machine
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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