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【高宮】「黒羽(くろは)」こってり素朴な博多ラーメン
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こんにちは。
最近「散歩マスター」という称号を考えてみました。
適度にダサイ感じがなんとも言えません。
そんなわけで僕は結構散歩が好きなんですが、「何故散歩が好きなのか?」について考えてみました。
そしたら「散歩にはこんなに魅力がいっぱい!」という事に気付けたので、一般人には伝わり辛いと思いますが、どうか感受性を持って、寛大な気持ちで読み進めてみてください。
頑張れば理解してもらえると思います。
では参ります。
目次
恋人・友達同士でプラプラ散策するのも楽しいですが、僕は断然一人散歩派です。
「一人散歩」は「犬の散歩」と違い犬もいないので、どこへ行くにも完全自由になります。
「そっち行きたくないよぉ」と地面にしがみ付く犬の所作に困る事がありません。
誰にも縛られず、一人で街を散策できる素晴らしい時間。
プチ一人旅みたいなもんですね。
ちなみにですが、犬を飼っている人は犬と散歩することを「犬の散歩」と言います。
でも正しくは「犬と散歩」だと思ってます。
「犬の散歩」と言うとまるで「犬の為に散歩してやってる」感がありますが、本来は自分も散歩の恩恵を受けてるのだから「犬と散歩」が正しいはず。
ある腰痛持ちの人が言っていました。
「立ちっぱなしが一番腰に来る」
症状にもよると思いますが、その人は立ち続けるよりも「歩いている」方が楽なのだそう。
僕は別に腰痛持ちではないですが、確かに立ちっ放しよりも歩いてる方が楽だと気付きました。
警備員のように立ち続けるのは凄くきついです。
足がすぐに棒になるし、腰にも負担がかかってるのが分かります。
ちゃんとした姿勢で歩けば、姿勢矯正にも効果があるとかなんとか。
散歩中はそんな事考えてませんが、歩くという行為にきっと体は喜んでいるはずです。
歩きながらボーッとすると、いろんな閃きがあります。
デザイナーやエンジニアなど、クリエイティブ系の仕事をしてる方の中には散歩を習慣化している人も結構多いようですね。
散歩中、長年の悩みがふと解決する瞬間があったりします。
ただし「考え事したいからちょっと散歩に出よう」ではなく、「散歩に出て、気付いたら考え事してた」という感覚の方が色々上手くまとまる気がします。
閃きというのは自然と湧いてくるものなので、あまり何も考えず、リフレッシュ気分で散歩を楽しみましょう。
もしかしたら僕だけかもしれませんが、散歩を続けると街に愛着が湧くようになります。
乗り物での移動と違い、散歩は移動スピードも遅く、そしてそもそも「歩くこと」が目的です。
だから普段の移動と違いゆったりと、街の特徴、変化を楽しむことができます。
そして散歩を繰り返すと、自ずと街について詳しくなります。
人間は、「自分が知識を持ったもの」を好きになるという性質があります。(ホンマでっかTVで心理学者の“植木理恵”さんがそう言ってた)
だから自然と、今住んでる街に愛着が湧くのです。
僕は「今、最高の街に住んでるな」とはあまり思いませんが、散歩する度に「この街も悪くないな」と上から目線で思っています。
気にしいの僕にとって、このメリットが意外と大きい。
例えばベンチとかに座って、スマホも観ずにボーっとしてる人がいたら、
「あの人何やってるんだろ?」とちょっと気になりませんか。
割と変人であるはずの僕ですら気になります。
「解放的な場所でちょっと一人になりたい」
そう思っても、割と怪しまれてる気がして、あまり居心地の良い場所は見つけられないのです。
スマホを見たいわけでも、本を読みたいわけでもなく、そしてタバコが吸いたいわけでも無い。
むしろ「何もしない」という行為を維持したいのに、「何もしてない」せいで人目が気になる。
これについては僕の考えすぎな部分が出てる気もしますが、「歩いてる間」は一か所に留まっているわけではないので誰の目も気になりません。
もしかしたら散歩は、外出中「唯一解放されてる瞬間」なのかもしれません。
1人を求めてさまよい続けてるはずなのに、しばらくしたら人がいる事に安心するようになります。
特に用も無いのにコンビニに入り、飲みたいわけでも無いコーヒーとかを買ったりします。
なぜそんな事をするのか。
それは、コンビニには人がいるからです。
濃厚な出会いを求めてるわけではありません。
「人がいる」その事実が温かく感じられるのです。
また、散歩を通していくらかの出会いもあります。
その辺は各々のコミュ力や散歩のスタンスに依存すると思いますが、しばらく一人で歩き続けた後の「人ってやっぱり温かいんだな」という感覚から、非常に高い幸福感が得られます。
「散歩」はただ歩くだけのアクティビティーなので、だいたい20分くらいで終わります。
しかし、時折何かがもつれ込んで1時間以上歩き続ける事があります。
僕はこれを「エクストリーム散歩」と呼んでます。
散歩がエクストリーム化すると、「早く帰って“何か”をしたい」という気持ちが湧き起こります。
“何か”は、必ずしも建設的なことではありません。
・早く帰宅してブログを書きたい
・早く帰宅して勉強したい
・早くゲームしたい
・早く風呂に入りたい
・早く寝たい
ブログや勉強などであれば建設的ですが、早く散歩を切り上げて、ゲームや睡眠などの有益性の無いことをしたくなる場合もあります。
でもそれで良いのです。
散歩に行く前はたいてい、退屈で、頭がゴチャゴチャして、何もやる気が起きない状態です。(その限りでは無いですが)
そんな「何もしたくない」という状態から、「何かがしたい」という状態に移行できたことは、ある意味心が解放されたのではと思っています。
このように散歩は、心地良い疲労感のおかげで稀に活力を与えてくれます。
・散歩中は気軽に1人になれる
・歩き続けるのは、立ちっ放しや椅子に座るより楽
・リフレッシュ目的で散歩を始めると、気付いたら別の事を考えており、そのおかげで悩みが解決したり閃いたりする
・街に詳しくなるので、自ずと愛着が湧く
・散歩中、外で一人でいても怪しまれない
・人の温かさに気付く
・ある程度散歩を続けると、早く帰って何かをしたくなる
普段からこの魅力を感じながら散歩してるわけでは無いですが、考えてみればたくさんの恩恵を受けていました。
散歩は田舎でも都会でも関係なく楽しめる趣味なので、ちょっとでも興味が湧いたら、是非気軽に始めてみてください。
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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