福岡市中央区

夜の動物たちを観察できる夏限定イベント「夜の動植物園」に行ってきた(福岡散歩サークル)

「福岡市夜の動植物園」に行ってきました。
毎年8月~9月にかけて行われてるイベントですね。

正直あまり動物には興味が無いのですが、持ち前の変態的感受性と、凡人を遥かに凌駕する(と自負してる)好奇心を持って挑みました。

ちなみに今回は、僕が主催してる「福岡散歩サークル」の5回目のイベントになります。

※当記事は、2019年の「夜の動植物園」の記事です。

散歩日:2019年8月24日(土)

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運営者:@ぱっかん
散歩が趣味で、年間200回程度の散歩をこなす暇な人。
90年生まれ。

「福岡市動植物園」及び「夜の動植物園」について

福岡市中央区にある、交通アクセスが非常に充実したキレイな動植物園です。
匂いとかもあまり気になりませんでした。
動物園と植物園がそれぞれ別セクションに分かれており、入り口も分かれてますが、一度の入場でどちらも楽しめます。

歩いて行き来も出来ますし、無料のスロープカーで移動も楽に出来ます。
立地的には、植物園が上で動物園が下にある感じですね。

「夜の動植物園」開催期間中は、大濠公園と動植物園をつなぐ無料のシャトルバスが運行されていますが、シャトルバスの停留所は「植物園側の正門」にしかありません。

待ち合わせの際はこの点に注意しておくと良いでしょう。

イベント期間中は、普段(日中)とは違う動物の夜の生態が見れるので、昼とはまた違った一面が楽しめます。

●入場料
大人:600円
子供:300円
中学生以下:無料

●開園時間
9時~17時(入園は16時30分まで)

※「夜の動植物園」開催期間中は21:00まで開園(最終受付は20:30)

散歩日誌

チケット
チケット

ひっさしぶりに動物園に入ります。
というかこういう「施設」自体久しぶりに来ます。

今年の2月に「マリンワールド」に行きましたが、公共施設という意味ではこのマリンワールドぶりです。

動植物園内の散策ルートは他のサークルメンバーに任せて、僕は後ろから静かに付いていくという卑怯な戦法を取りました。
メンバーの中に動植物園に詳しい方がいたので、ラッキーでしたね。

さて、「植物園側の正門」からの入り口だったので、入ってすぐは植物園があります。
そしてすぐに「スロープカー」がありました。

スロープカー
スロープカー

(他メンバーと合流する必要があったので、植物園は散策せず、すぐに動物園側に向かいました)

いいですね。
普段見慣れない乗り物に乗れるというのはワクワクします。
なんだかんだ、今日イチのワクワクだったかもしれません。

そして園内をブラブラし、せっかくなので園内のイベントスケジュールにある「猿山の解説」を見てみることにしました。

猿山
猿山

確か19:00~の開始だったと思いますが、「ニホンザル」についての解説と「餌やり体験」をさせて頂きました。

冒頭で「動物にあまり興味が無い」と書きましたが、飼育員さんがマイクを使ってニホンザルの生態を解説してくれたので、ここは好奇心を持って楽しめました。

「福岡市動植物園」のニホンザルについて
説明では、この猿山には49匹のニホンザルがおり、約半数がメスのようです。
そして僕らがイメージしがちな「ボス猿」についてですが、少なくともこの園内には存在しないそう。
一応「リーダー」という意味合いでのオス猿はいるらしく、でも我々がイメージしがちな「ボス = 会社の社長」のような、ドッシリとした立場では無いそう。

また、我々は「猿はバナナが好き」とイメージしがちで、実際にニホンザルはバナナが大好きらしい。
でも福岡市動植物園では、栄養の観点と、猿にとって人気過ぎることから、「影響力の弱い猿にバナナが行きわたらない」という考慮の末、バナナは与えないそうです。

代わりにここのニホンザルは、おやつに「ペレット」というものを与えられています。

猿のおやつ「ペレット」
猿のおやつ「ペレット」

餌やり体験では、列に並ぶ必要がありますが、この「ペレット」を無料で与えることが出来ました。

ペレットに何が含まれているか忘れましたが、人間も食べられるもので、でも決しておいしくなく、しかし猿は喜んでくれるので、せっかくなら食べずにお猿さんに食べさせてあげてください、というような説明でした。

ちなみに香りは完全にキャットフード
食欲はそそられませんでした。(食べようとしたんかい)

というわけで、みんなで猿山にペレットを投げまくりました。

一か所に投げると強い猿が独占してしまうので、散らすように投げてください、との事でした。

参考:福岡市動物園|ニホンザル

氷

話は変わりますが、上記のような氷が猿山のところにありました。
たぶん熱中症対策というか、人間が涼むためのものです。

一応触ってみて「冷たっ。」という点は確かめてきました。
しかしこういう不特定多数がこぞって触りそうなものは、あまり触りたくありません。

ペレットを触ったということもあり、近くの手洗い場でしっかり洗浄してきました。

猿たち。バイバイ。
というわけで、猿山を後にしました。

ホンドキツネの後ろ姿
ホンドキツネの後ろ姿

明らかにミスショットですが、こちらはキツネです。
目はめっちゃ怖かった。

ちゃんとした画像は公式サイトにありますので、そちらをご確認ください。
参考:福岡市動物園|ホンドキツネ

デマレルーセットオオコウモリ
デマレルーセットオオコウモリ

コウモリがたくさんぶら下がってました。
コウモリが夜行性であることは聞いたことがあったので、むしろ「夜の動植物園」の時にこそ見るべきかもしれませんね。

ただ、地味に気持ち悪かった。(だがそれが良い。)

参考:福岡市動物園|デマレルーセットオオコウモリ

さて、場所は変わって「渓谷けいこくエリア」へ。

ビルマニシキヘビ
ビルマニシキヘビ

アルビノの「ビルマニシキヘビ」が居ました。
「アルビノ」と聞くとレア度が高そうな気がしますが、ヘビでもそれが該当するのかは不明。

19:30~は「蛇の散歩」と称し、こういう感じで飼育員さんが持ち運んでいます。
志願すれば、実際に肩に乗せてもらうこともできます。
もちろん拒否しました。

隙を付いて少しだけ触りましたが、触り心地は完全にカバン
いわゆる「ヘビカワ」そのもの。ヌメヌメとかはしてません。

この後、行き先が一緒という理由で、彼(蛇)と同じエレベーターに乗ることになりました。
密室の中で蛇と一緒に(数十秒の間だけ)閉じ込められました。(ちなみに性別不明らしい)

蛇と一緒にエレベーターに乗る
蛇と一緒にエレベーターに乗る

オレンジのニューバランスが僕です。
ヤツは明らかにこちらににじり寄ってきました。

僕は完全に硬直してしまいましたが、これはどちらかと言うと「踏んじゃったらどうしよう」という恐怖です。
この状況下で「賠償責任」というワードが頭に浮かぶ僕は、加害妄想が過ぎるのでしょうか。

というわけで、ビルマニシキヘビでした。

参考:福岡市動物園|ビルマニシキヘビ

シセンレッサーパンダ
シセンレッサーパンダ

お次は皆大好きレッサーパンダです。
日中は外に放たれてるようですが、夜間は室内にいました。

凄くリラックスしてますね。
可愛い。

参考:福岡市動物園|シセンレッサーパンダ

アミメキリン
アミメキリン

キリンです。
「アミメキリン」とは中々聞き慣れませんが、我々が良く知ってる一般的なキリンのようです。
模様がアミメっぽいですね。

僕が見た時は、何か枝のようなものを突っついてました。
たぶん餌を食べてたんだと思います。

参考:福岡市動物園|アミメキリン

ベンガルヤマネコ
ベンガルヤマネコ

箱の中でリラックスしてるのは、「ベンガルヤマネコ」です。
目の開き具合からして「本当にリラックスしてるのか?」が気になりますが、きっとしているのでしょう。
そこはもう僕が考えることではありません。

参考:福岡市動物園|ベンガルヤマネコ

アムールトラ
アムールトラ

動物写真は最後になりますが、「アムールトラ」です。
大型の肉食獣は迫力が違います。
近づくだけで中々怖い。

そういえば、「トラってなんでトラ柄なんだろう?」と気になったことはありませんか?
公式サイトで解説されてました。

ネコ科最大の動物です。
単独で生活することが多く、一見派手な縞模様は茂みでは目立たず、獲物を狩るときに役立ちます。

意外とバレないもんですね。

参考:福岡市動物園|アムールトラ

露店
露店

閉園ギリギリの20:50くらいに、露店で「ポテから(500円)」を買って食べました。
8月でしたが、この日の気温は19℃と軽く肌寒かったので、温かい揚げ物が身に沁みます。
最高に旨かった。

氷のオブジェクト
氷のオブジェクト

最後に、出口(入り口)付近にあった氷のオブジェクトに触って(手を洗って)終了です。
とても充実した動物園散歩となりました。

散歩後の感想

日中より気温が低いので、真夏はありがたい。
動物が好きな方は、夜の動物の生態なども見れて楽しめると思います。

もしくは僕のように、「動物園って、夜はどんな感じなんだろう?」と妄想する人にもオススメ。

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ぱっかんの散歩マップ

実際に僕が伺った場所をまとめた「散歩ログマップ」です

この記事を書いた人

ぱっかん

名前:ぱっかん(@pakkan316

webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。

福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。

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