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「三川坑跡」散策後半(前半はこちら)
前回の続きですが、上記が「三川坑」そのものです。
正にここで鉱員たちが人車(人運搬用の電車)に乗り、猛スピードで現地へ向かう。
もうこの時点で命がけ。。。
案内人の説明を聞いてるだけでヒヤっとします。
ヘルメットなどの採掘キットを装備した後、そのまま人車に乗り込みます。
一列に3人乗るそう。
注意書きも当時のものがそのまま残っています。
こちらは人車を制御する操作盤か何かでしょうか。
錆た感じが凄く良い。
僕のような廃墟フェチにもオススメの場所です。
「繰込場」の中で鉱員たちはセットアップしたり、作業の確認をするそう。
そして先ほどの人車に乗り込むという流れみたいですね。
朽ちた人車が残っています。
そして以下は「炭塵爆発」による犠牲者をたたえた慰霊碑です。
三井三池三川炭鉱炭塵爆発(みついみいけみかわたんこうたんじんばくはつ)は、1963年(昭和38年)11月9日に、福岡県大牟田市三川町の三井三池炭鉱三川坑で発生した炭塵による粉塵爆発事故である
歴史的な大事故だそうで、当時現役だった案内人の方は、たまたま欠勤だった事で奇跡的に生きながらえたそう。
石炭を積んだトロッコが脱線し、粉塵が中を舞い、そしてトロッコの火花が引火し爆発に繋がったそうです。
慰霊碑には、実際に亡くなられた方の名前と年齢が記載されており、一番若い方で18歳だったと記憶しております。
また五十音順で書かれているのですが、同じ苗字で、名前を見る限り「兄弟か親子」と思われる方もいました。
胸が締め付けられます。
最後に、帰り際に見かけた「採掘キット」を掲載します。
以上、三川抗の散策でした。
まだ世界遺産には登録されていませんが、三池炭鉱周りでは最も見応えのある施設です。
興味のある方は是非伺ってみてください。
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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