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「着想」の資質に優れている僕は、今日も意味の無い事が気になって眠れません。
そんな僕が最近疑問に思ったのが、「この茶色い箱(最初の画像)はなんだ?」ということ。
そういえば、福岡市内に引っ越してから毎日のように目にしてるけど、これが何かまでは考えたことが無かった・・・
というわけで実際に調べてみたのですが、意外な答えに心臓が止まるかと思いました。(大げさ)
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こういうやつ。
場所によると思いますが、都会に住んでる人なら何度か目にしたことがあると思います。
僕の感覚では、たぶん以下のような場所で良く見かける気がします。
深夜の街を歩くと、本当に良く空き缶が乗っています。
ポイ捨てするのに気が引けたダメな大人がこっそり乗せるのでしょう。
ちなみに僕は、箱の近くでたまたま電気工事をしてたおじさんに「この箱ってなんのやつか分かりますか?」と質問したことがあります。
そのおじさんは、親切に「九州電力さんの設置物ですが、具体的には分からないですねぇ」と教えてくださりました。
この形状や佇まいからして「電気系統の何か」が入ってそうな気はしてましたが、それが何故こんな一定間隔で置いてあるのでしょうか。
次世代の街づくりにおいて、電線類の地中化は重要な整備となっています。街の景観を美しくすることはもちろん、交通安全性の向上、ITの推進、災害対策、ライフラインの確保など、地域の環境づくりになくてはならない事業となっています。日本コンクリートは、C.C.BOX(電線共同溝)による電線地中化システムで、安全で快適な都市空間形成に貢献していきます。
なんと、こいつの正体は「電信柱」でした。
正確には「C.C.BOX」と呼ぶらしいです。
なんでも、ちょっと前から「電信柱の地中化」が進んでいるらしく、既に地中化が進んでいる地域では、電信柱の代わりにこの茶色い箱が設置されているそう。
なるほど。
この箱があるという事は、電線が既に地中化されているので、それだけ景色も解放的になっているという事っすね。
だから「見晴らしの良い大通りに設置されてる気がする」と思ってたんだ。
これは我ながら良い気付き。
確かに、改めて見るとこの画像も解放感がある。
「六本松」周りも凄くスッキリしてますね。
電線が無いと未来的で美しい。
また、箱の色は地域によって異なるそう。
福岡市内がたまたま茶色だっただけでした。
ちなみに「大きなマンションやショッピングビル等の前に多い」と思っていましたが、どうも建築物との関連性は無さそうです。
ですが「都会」という共通点があるので、自ずと大きい建物の前に設置されることにはなりそうですね。
・正体は「C.C.BOX」で、電信柱の地中化が進んだ場所に設置されるものだった
・色は地域によって異なる。福岡市内がたまたま茶色だっただけ。
・この箱が置いてある場所は電線が無いので見晴らしが良い。
僕は良く街の景色を眺めるので、こういう発見があるととても嬉しくなります。
やっぱり「存在の意味を知る」というのは気持ちが良いですね。
今日から、この箱は僕にとって「単なるオブジェクト」から「感謝の対象」に変わりました。
「コレのおかげで美しい景観と安全性が保たれているんだな」と思えるのは凄く面白い。
本当にどうでもいいことかもしれませんが、好奇心があれば人生は本当に面白い。
という壮大なオチ
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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