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街を歩きながら楽しめる「位置情報ゲーム」の代表格、「ドラゴンクエストウォーク」と「ポケモンGO」。
特にポケGoがブームになった時は、ポケモンを捕まえる為に、仕事終わりにあえて公園に寄り道して帰るような方も増え、街歩きの人口自体が増えたように思います。
僕は「散歩ブロガー」と自称するほど散歩が好きなので、理由がなんであれ、(犬以外の)散歩人口が増える事に嬉しさを覚えます。
※当記事では、「ドラクエウォーク」や「ポケモンGo」などを総称し「位置情報ゲーム」と呼びます。
※関連記事は最後にまとめて紹介します
目次
例えば、普段家でテレビゲームばっかりしてるカップルが居たとして、彼らが「ポケGo」にハマったら、
「今日は〇〇公園にマルマインを捕まえに行こうか」
「いいね!」
と、デートの内容がアクティブになり、彼らにとってその一日は、かけがえのない思い出の一つとなるでしょう。
ポケGoが社会問題級になった時、タレントの水道橋博士が、「子供と一緒に外に出る機会を与えてくれました。凄く感謝してます。」みたいなことを言っていました。
このように、そもそも散歩や散策に魅力を感じない層にとって、位置情報ゲームは「きっかけ」として役立っています。
言わずもがな、この手の位置情報ゲームと散策は相性が良い。
普通のRPGなら、モンスターを倒す為には、プレイアブルキャラクターをバーチャルの世界で動かせば良いだけ。
しかし位置情報ゲームは、実際の自分の位置とプレイアブルキャラクターの位置が連動している為、自分が実際に現地に行かないと目的を達成できません。
ある意味では「制限」ではありますが、この心地良い制限のおかげで、プレイヤーは楽しみながら街に繰り出すことが出来ます。
もはや「相性が良い」とかそういうレベルではなく、「散歩しないとゲームが進まない」という話ですね。
「歩くのマジで面倒くせー」という層はきっと位置情報ゲームなんか絶対やらないだろうし、そう考えると、ポケGoをきっかけに急に皆が街に繰り出したという事は、それだけ大多数の人が「散歩が好き(または嫌いじゃない)」という事なんでしょう。
初対面の人に「散歩が好き」と言うと、「DQウォークとかやってる感じですか?」と聞かれる場合がありますが、残念ながらやってない。
ここからやっと「僕が位置情報ゲームをやらない理由」に入りますが、その理由は1つ。
スマホに意識を取られると、周りの景色がこれっぽっちも頭に入ってこないから。
しばらくスマホに集中した後に顔を上げると、頭が一瞬「?」となります。
凄く言語化が難しいですが、いつもの見慣れた景色のはずなのに、画面を見た直後だと、やけに眩しく見えるというか、なんか突然この場所にワープしてきたような気がして、今目にしている建物やオブジェクトが凄くどうでも良く感じました。
いや、実際にはどうでもいいのでしょうが、僕は「オブジェクトがそこに存在する理由」とかを考えるのも好きで、だからこの「一瞬超アホになる瞬間」がどうも苦手。
実際、「スマホに集中する」という行為は、かなり視野が狭まります。
スマホを1分くらい見た直後の2秒間は、寝起きと同じくらい思考力が低下してる気もします。
そんな半ば「夢見心地」な状態で見る景色は、あまりキレイとは言えません。
僕は現実世界の、全てがハッキリしていて、どのオブジェクト、例えば「分電盤」とかそういうもの全てに裏側があり、意味を持って存在しているという点が好き。
だから、「見る度に景色がリセットされる」という特徴があるスマホゲーを、散歩しながらする気にはなれませんでした。
別にスマホゲーに限らず本とかもそうなんでしょうけど、スマホだけがズバ抜けて「歩いてる最中でも要所要所でチェックが出来る」という特徴があるので、街歩きと並行して行えます。
なんにせよ、歩きスマホは注意力が大幅に低下するので、絶対にしてはいけません。
ここからは「散歩ブロガー限定あるある」のようなものなんですが、僕は時折深夜の街に繰り出すことがあります。
しかし「深夜散歩」は普通に怪しいレクリエーションなので、もし「何やってるんですか?」なんて声をかけられたら、回答に困ります。(警察に職務質問されるならまだしも、一般人に聞かれようもんなら凄く気まずい)
だからこういう時に「ちょっとゲームでモンスター倒す為に出歩いてました」と言いましょう。
その為にDQウォークを起動しておきます。
というわけで、位置情報ゲームは深夜徘徊の理由付けとして非常に力強い。
たぶんこの言い訳を使えば、怪しまれるだけで済みます。
ただ、僕の場合は「散歩ブロガー」という名刺を持っているので、それを差し出せば良い。
そしたらたぶん「あ、こいつ別ベクトルでヤバイ奴だった」と思われるだけで済みます。
というわけで、「位置情報ゲームと散歩は相性が良いけど、散歩の魅力を低下させてる部分もあるよ」というお話でした。
今更ですが、「散歩ブロガー」という肩書を持ってるのはたぶん世界で僕だけです。
だから「散歩ブロガーあるある」に共感するのは、世界で僕しか居ないという大きなミスを犯してしまいました。
なんにせよ、外を歩く際は、出来るだけ自分以外の存在を気にかけ、気を付けるようにしましょう。
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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