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毎年「筥崎宮」で開催される大型お祭りイベント「放生会」に行ってきました。
なんと出店数が500軒というとんでもない規模のビッグイベント。
というわけで、放生会の体験レポートを書きます。
春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならび博多三大祭りに数えられる筥崎宮放生会は「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。
「ほうじょうえ」と読んでも良いようですが、「ほうせいかい」は間違い。
今回が初参加でしたが、とにかく人が多く、そして約500軒という出店の数は圧巻。
しかも「お化け屋敷」などのユニークな施設もあり、それらを見て回るだけでも十分楽しめます。
ちなみに当記事では、「放生会のテーマ、歴史」などはあまり掘り下げてません。
「放生会の出店がユニークで面白いよ」という点を伝えられたらと思います。
つい先ほど「アジアンカレーピクニック」の記事を書きましたが、正にその直後に放生会の会場(筥崎宮)に訪れました。
カレーを食べ終わった後の談笑で、「福岡散歩サークル」のメンバーさんが放生会の存在を教えてくれました。
それでせっかくならと皆で参加する運びになりました。
せっかくなので本殿でお祈りでもしようと思ったのですが、この人の多さに断念しました。
いやマジで多かった。
しかもエリアが広く、一度迷い込んだら中々抜け出せません。
本殿に行かないとなると「さてどこへ行こうか」という話になりますが、一際目立っていた「お化け屋敷」に目を引かれ、とりあえず近づいてみることにしました。
この距離まで近づくと、ループ再生されている悲鳴や、拡声器を使って呼び込んでいるおじさんの声で中々騒がしいです。
それに僕ら以外にも立ち止まっている方が多く、みんな「どうする?行ってみる?」と相談しているようでした。
やっぱり興味を惹かれますね。
こういう手作りのお化け屋敷を見るのは、どこかの文化祭以来です。
この場には、僕込みで成人男性3人(サークルメンバー)が居ましたが、「怖いから辞めておこう」という結論に達したので、勇気を出して通り過ぎました。
しかし隣にはこんなお店が。
なんでしょうこの「入り口でお腹いっぱい感」は。
たぶん昔存在した「見世物小屋」をイメージしてるんだと思いますが、そんなガチのヤツではなく、ユニークな装飾がたくさんあるタイプの娯楽施設なんでしょう。
こちらにも興味を惹かれましたが、また成人男性3人で真剣に打ち合わせし、とりあえず今日はスルーすることにしました。
しかし、この見世物小屋の隣もまたユニーク。
ゾンビ村とはなんでしょう。
日頃から「街にゾンビが溢れたら」をシミュレーションしている程暇な僕ですが、だからこそ今回はスルーさせて頂きました。
こういう世界観の施設には、もっとちゃんと武器とか食糧を揃えて挑みたいですね。(ホントは怖い)
そういえばアーチェリー施設も複数ありました。
「放生会名物」と書いてありますが、本当に関係があるのでしょうか。
調べてみたら、放生会とは「命の大切さ・供養」などのテーマがあるらしく、アーチェリーという凶器を通じ、殺生について理解を深められる・・・のかもしれません。
お次に、アーチェリーの横には「クイズ迷路」がありました。
今でいう「脱出ゲーム」のようなものでしょうか。
凄く興味がそそられましたが、万が一脱出できなかったら大問題なので、今回はスルーしました。
「世にも」でそんなエピソードもあったしね。
なんか深みのあるネーミングです。
何か暗い過去でも背負っているのでしょうか。
例えば、元々は人間で、熊にさせられた事実をまだ受け入れきれてない・・・とかかもしれませんね。
懐かしいですね。
昔はデパートの屋上にこれがあって、子供の頃に良く遊んでました。
また、ちょっと広めのゲームセンターにもありましたね。
ちなみにこの遊具で遊んだ後に「アンパンマンポップコーン」を買ってもらうのが僕のゲーセンルーティンでした。
もちろんアンパンマンポップコーンのハンドルは全力で回しますし、それは大人になった今でも
ちなみにこちらが「アンパンマンポップコーン」です↓
話を放生会に戻します。
「猿回し」も居ました。
こないだの「夜の動植物園」を思い出します。
うわー懐かしい。
こういう寒い系の施設は、子供の頃に一度だけ「三井グリーンランド」で体験したことがあります。
温度計では「-31℃」みたいな表示がありましたが、子供ながらに「絶対にそれは無い」と確信できる温度で、少しガッカリしたのを覚えています。
上記写真の施設内の温度は分かりませんが、今日も凄く暑かったので是非入ってみたかったですね。
ただ、イラストにあるシロクマに食べられるのが怖かったので今回は遠慮しました。
凄い。
こんなものまであるんだ。
どこかで見たことのあるおもちゃですが、調べてみたら「スマートボール」と呼ぶそうです。
このテーブルが15台くらい並んでおり、その光景は圧巻。
レトロな雰囲気に凄くそそられました。
ルールは、ハンドルを弾いてボールを飛ばし、各テーブルごとに違う「枠」を埋めればもう1プレイ。
ちなみに1プレイ200円。
クリアしたからと言って何かしらの景品が出るわけでは無いですが、プレイ自体が楽しそうでした。
なんというか、この「ボールが転がる音」とか「ボールを弾く手応え」とかが気持ち良いですね。
実際にプレイはしませんでしたが、こういう懐かしの娯楽がまだ生きているという事実には、何か温かいものを感じます。
というわけで、以上が「放生会ぶらり旅」の体験レポートです。
最後に出店で団子を買って食べ、そして地下鉄で帰りました。
そういえば放生会は1週間続けて開催されるそう。
今回は祝日の月曜日に伺いましたが、本当に人が多かったので、できれば平日に伺いたいですね。(平日だからと言って人が少ないという確証は無いですが)
ユニークな出店が多く、そしてそのどれもがレトロで味のある雰囲気をまとっていたので、「放生会」のテーマや歴史にあまり興味が無くても楽しめるお祭りだと思います。
きっと1年に一度しか出店しない娯楽施設とかも多いと思うので、興味のある方は、是非、ゾンビ村などに行かれてみてください。
でも、必ず生きて帰ってきてくださいね。
約束です。(死亡フラグ)
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
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福岡ともさん
コメントありがとうございます!
頂いたコメントを元に「ほうじょうや」をメインに修正させていただきました!
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