New Entry!
【高宮】「黒羽(くろは)」こってり素朴な博多ラーメン
詳しく見る →
【高宮】「黒羽(くろは)」こってり素朴な博多ラーメン
詳しく見る →
福岡市中央区平尾にある「平尾山荘」「山荘公園」辺りを散策してきました。
住所としては、「平尾5丁目」付近ですね。
何度か通ったことがあり、その都度「なんか趣のある建物だなぁ」とは思っていましたが、今回はいよいよ「平尾山荘とは何なのか」について突き止めたいと思います。(ミステリー探検隊的な)
散歩日:2019年11月29日(金)
福岡市近辺の「何気ないけどちょっとワクワクするスポット」を紹介する、超絶ニッチなローカルメディア。
フォトギャラリーで知ってる場所が出てくるかも..?
運営者:@ぱっかん
散歩が趣味で、年間200回程度の散歩をこなす暇な人。
90年生まれ。
スタート(オレンジ):交差点「山荘公園」
ゴール(青):「NTT第一平尾社宅」の辺り
距離:約0.5km
「平尾山荘」は芝が生い茂っており、日陰も多く、比較的涼しいです。
今回散歩したのが11月だったので「涼しい」という表現はおかしいですが、たぶん夏でも涼しいと思います。
「平尾山荘」の向かいに「山荘公園」があり、こちらは近隣住人が子供連れで遊びに来てる感じですね。
その2か所を散策した後、坂を昇って住宅街の方へ行きましたが、こちらもとても静かで癒されました。
・平尾山荘
・山荘公園
「山荘公園」は、住宅街に良くある、至ってシンプルな公園です。
全体的にキレイで、子供用の遊具が充実していました。
上記写真の更に左側にはグラウンドもあります。
そして「山荘公園」の向かいに「平尾山荘」があります。
上記写真内の石碑(写真奥)には、「野村望東尼山荘跡」と書かれています。
恐らくですが、「平尾山荘 = 野村望東尼山荘跡」と捉えて良さそうです。
この建物が「平尾山荘」ですが、この建物が含まれるエリア全体も「平尾山荘」と呼ばれています。
「呼ばれている」というか、どうやらこの管轄そのものに名前が無い為、「平尾山荘」と言えばこの区画全体を指すような感じになってます。
作品として、「向陵集」「上京日記」「姫島日記」「防州日記」等を残している。
平尾山荘とは、この「野村望東尼」の隠れ家的な建物のようです。
ラピュタ的な何かを感じます。
神秘的。
この石碑についての詳細は、ググっても見当たりませんでした。
ただ、写真では分かりづらいですが、近くで見ると人の名前のようなものが掘ってあります。
恐らく、道路更生費用を寄付した方々の名前だと思われます。
ご覧の通り、ゆったりするには最高のロケーション。
さて、そろそろ平尾山荘を出ます。
道路は真っすぐと伸びています。
のどか。
深夜にここを歩くこともありますが、街灯もありそこそこ明るい。
しばらく歩くと、なんとなくレトロさを感じる街並みがありました。
哀愁のあるたばこ屋がありますが、営業されているのでしょうか。
少なくともこの日はシャッターが閉まっていましたが、閉業中かどうかは不明。
個人的に、たばこ自体はそう好きではありませんが、こういうこじんまりとしたたばこ屋はあまり潰れてほしくないと思ってます。
やっぱり雰囲気が良い。凄く。
さて、太陽に向かって坂を昇ります。
空が青い。
この近くで、電線か何かを点検してる作業着のおじさんが居ました。
クリップボードに何かを書き込んでいます。
この平和な世界に、このおじさんと二人きり。
なんか、言いようの無い心地良さを感じました。
というわけで本日の散歩は以上です。
ありがとうございました。
歴史的な文献を読み漁るのが苦手で、「平尾山荘」についての情報を理解するのもかなり時間がかかりました。
やっぱりこの手の(教科書に載らないような)マイナーな遺跡は、ググっても情報が出ないことが多く、また出てきても、やたら堅苦しい文章で、僕のようなアホは咀嚼するのに時間がかかります。
当記事で紹介した内容は飽くまで僕のレポートなので、確実に正しい情報ではありません。ご了承ください。
そのうえで、たぶん歴史マニアの方がこういう場所に訪れると、過去の出来事をリアルにイメージ出来て、より楽しいんだろうなと思います。
僕はどちらかと言うと、「今、ここがいかに心地良いか」にこだわるので、深い歴史があるロケーションの散策は、意外と苦手なんだなと痛感。(実際に今回の散策で一番萌えたのは「排水溝」だった)
でも深堀りは楽しいので、もっと知識を深めていきたい。
この記事を書いた人
名前:ぱっかん(@pakkan316)
webサイト制作やコンテンツマーケティングの仕事をしています。
大袈裟な旅行よりも小さな散歩が好き。
福岡にはたくさんの有名観光地がありますが、「福岡散歩ブログ」では僕が「何気ないけどちょっとワクワクする」と感じたニッチなロケーションを主に紹介しています。
記事を読み終えた後に「近所をちょっと歩きたくなったな」と思ってもらえるような、そんなメディアでありたい。
お問い合わせはこちら:お問い合わせフォーム